韓国ドラマ「眩しくて」に出演した登場人物やキャストと相関図を紹介しているページです。
時間を操る能力を持ったにも関わらず、時間の前にあくせくするだけの女と誰よりも輝く時間を持ったにも関わらず時間の前に無気力な男、この2人のストーリーを展開させていきます。
同じ時間の中で暮らしながらも、お互い違う“時間”を持つ彼らを通して時間とは何なのかを描く物語
「眩しくて」相関図 【韓国語版】

「ディア・マイ・フレンズ」「清潭洞(チョンダムドン)に住んでいます」「優しくない女たち」などに出演した国民的大女優のキム・ヘジャと、「ジキルとハイドに恋した私」「知ってるワイフ」などに出演したハン・ジミンが二人一役で主人公に挑戦することで話題になっている。
二人は、時間を戻す不思議な能力を持っていながら、ある日突然70代の老人になってしまった、25歳のアナウンサー志望の「キム・ヘジャ」役を演じる。
もう一人の主人公「キム・ヘジャ」として笑顔を浮かべている二人の姿が印象的だ。また、夢に向かって走り続けてきたものの、ある瞬間全てを投げ出し無気力に生きている記者志望生のイ・ジュンハ役は、 「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」 「 恋はチーズインザトラップ」 「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」などに出演し人気急上昇中のナム・ジュヒョクが演じる。
登場人物/出演者・キャスト
キム・ヘジャ役 (ハン・ジミン)

時間を戻す能力だけ(?)持っている、才能のない就職浪人。
『誠実な父と優しい母の元で、前向きな思いやりのある子に成長した。』という自己紹介文の最初の一行のような、どこにでもいる平々凡々なごく普通の大韓民国25歳の若者。
子供っぽい話し方は、聞けば聞くほど明るく人を楽しませる。一度機嫌を損ねると我慢が出来ずにクラッシュする面もある。
最大の長所は自分のことをよく分かっていること。
ごく平凡なヘジャに唯一特別なことがあるとするならば、それは同年代の子たちより、少し“老けて見える”ということ。
こんな“老け顔”になってしまったのは、父のタクシーに乗って家族で海に遊びに行った日に、砂浜で偶然“時計”を手に取ってからだ。
時計の針を回すと時間を戻してくれる、この不思議な時計はヘジャを“時間能力者”にしてくれた。
ヘジャは午前中、5分ほど小テストを受けるための時間を確保するために時間を戻した。
そして時計は、それと同じ分だけヘジャの時間を、他の人よりも早く流れるように変えてしまった。
初めは、自分だけが選ばれた特別なヒーローのような気がしていたが、自分のことをよく分かっているというのが長所の性格なだけあって、自分のことをそんな大層なヤツではないと気付き始めた頃、家に遊びに来ていた兄の友人の「お前の妹は声がマジいい。」と言った一言に影響されて、“アナウンサー志望”になった。
しかし現実は…卒業クラスになればなるほどマイク1つ扱えない化石先輩。(就職できずに長い間学校へ通う先輩)
新聞放送学科に入り、大学放送局のアナウンサーになったところまでは絶好調だったのだが…その後は面接どころか、1次の書類審査から高速脱落!
アナウンサーになるためには、声がキレイなだけではダメらしい。
そのキレイな声すらも、同じ夢を見ている人たちの前では霞んでしまうのだった。
しかし!大学放送局連合MTで出逢った人物、イ・ジュンハはヘジャと真逆の人間だった。
入学するや否や校内放送局に入り、新入生最初のメインアンカー席に座り、容姿は端麗で、さらには世の中の女性全てを魅了する甘い声まで持ち合わせた伝説的な男。
他の女たちは皆、少しでもジュンハの気を引こうと暇さえあればラブ攻撃を仕掛けていた。
それを横目に、自分をよく知るヘジャは思っていた。
“いい男は絶対に、私と仲良くなることはない。”と…
しかし、世の中に“絶対”などという法則がないことを証明するかのように、何度かジュンハと関わらなければならない出来事が起こる。
そして出会うときはなぜか、屋台で食事しているときも、近所のバス停で出会うときも決まっていつもヘジャが時計を使っている時のような気がする。
持ち前の笑顔と、同時に飛び出す反論することが出来ない正論攻撃に、ヘジャは時計の針を回す時のように、血圧が上がり、シワが増えていくような気がしていた。
イ・ジュンハ役 (ナム・ジュヒョク)

記者志望。夢に向かって前だけ見て突っ走る競走馬のように駆け抜けてきたが、全てが過去形になってしまった男。
ジャーナリストとしてのスペックは当然のこと、スーツからすらりと伸びた魅力的な足とテレビ映りの良い8頭身。そして、信頼感の滲み出る弁舌で取材をする、裏表のない性格。
卒業と同時に3社の報道機関の最終面接を残すのみとなった、予備メディア3冠王。
金のスプーン(財閥の家に生まれた子)だとよく噂されるが、事実は異なり、中学の頃から多くのアルバイト経験があり、やったことのない仕事は無いほどだ。
アルコール依存症でギャンブル狂いの父のせいで、母は早くに家を出てしまい、祖母の手によって育てられた。
そのせいなのか、彼の知人はこう言う。ジュンハには“目には見えない壁”があると。
ジュンハはいつも優しく、誰に対しても分け隔てなく温かい人間に見えるが、肝心の心の奥底は誰に対しても絶対に開くことがない。
ところが、その心の奥底の部分に触れようとする人物が現れた。それがヘジャだった。
初めて会った時から、自分とは全く違うタイプの人間だということは本能的に感じ取っていた。
感情が表情にそのまますべて現れ、思ったことはその場ですべて言葉にし、秀でたものは特に無くても堂々とした態度を取る。
今まで傷付いたことが一度もないほど強い女に見えた。
しかしN極とS極が引き付け合うように、なぜがヘジャに引き付けられる。
過酷な記者の就職準備とツラいアルバイトを終え、近所の屋台に入る時は温かいうどんのつゆを飲みながら明るく笑うヘジャがいた。
ただそれだけのことなのに、ヘジャの隣に座って一杯のかけそばを食べる時は、忘れていた笑いが込み上げてくる。
ヘジャになら心の扉を開き、心の奥底を見せてもいいかもしれない…そう思い始めた頃、家を出て行った父が戻り、また父の嫌がらせを受ける毎日が始まってしまった。
そして…ヘジャも消えてしまった。
その後のジュンハの生活は180度、変わった。
生きることが無意味に思え、ただ息をしているから生きている、という生活。
このまま時間が早く流れ、死んでしまえたらいいのに。そう思っていたとき一人の老婆がジュンハの目の前に現れる。
ヘジャではないのに。絶対にヘジャであるはずがないのに。ヘジャのような人物。
若い奴がそんな風に生きていてはいけないと、口を出してくる奇妙なお婆さん。
年齢も全然違うのに、なぜしきりにヘジャと重なって見えるのだろうか?
いつも近くに座って2人を見守っていた老人が、意味深に声をかける。
「小雨で濡れた服に気付かないとは。2人共ずぶ濡れになるかもしれないな。」と…
老人の言葉通り小雨に濡れたのか、ジュンハがジメジメした気分になっていった頃…ヘジャの人生には小雨ではなく、強いハリケーンが吹き荒れ始めていた。
キム・ヨンス役 (ソン・ホジュン)

ヘジャの兄。虚勢あふれる“ヨンス放送”クリエイター。
話すことが好きで、クリエイターなのか無職なのか…さほど大差のない生活を送る。
一人で行う自作動画コンテンツを放送するために、一日中パソコンの前に座り、モクパン(食べながら感想を言う放送動画)、ククパン(クッキングをしながら放送する動画)、ゲムパン(ゲームをプレイしながら放送する動画)、スポーツ放送(スポーツを見ながら実況する放送動画)などなど、手当たり次第に全てを試し、なにがヒットするのか模索しているところだ。
家族や近所の人たちに舌打ちされ、情けない奴だと冷たい視線を向けられても…もう少し。もう少しすれば、必ず大当たりする時が来る!と信じて疑わない。
最初の頃は、年老いてしまった妹を気の毒に思い、胸を痛めていたのだが、徐々に妹をこき使ってきた昔のクセが出てきてしまう。
「キム・ヘジャ~来い!!電気を消してくれ!」
「俺は放送しないといけないんだから、今すぐラーメンを作って持ってこい!!!」
あまりの度が過ぎた態度に、我慢の限界がきたヘジャは、生放送中のヨンスに回し蹴りを喰らわせてしまい、その映像がそのまま公開されてしまった。
ところが…視聴者たちの反応は爆発的なものだった!
これまで幾度となく、放送中でもこき使ってきた人物。それが、妹だと思っていたのに、まさかお婆さんだったのかと“出来損ないのダメ孫への一撃アタック放送”としてヨンスの動画は急浮上。
ヨンス放送が始まって以来、最高額の“ピョルプンソン”(星風船:面白い放送を配信している人に対して視聴者がピョルプンソンという10個1000ウォンの星風船を送ることが出来る)を受け取った。
その日を境に、ヘジャに出演料を渡し“特別ゲスト”として手厚く迎えている。
放送を配信しない日は、古いサンダルを履いて放送コンテンツを探すために近所をブラブラ歩き回る。
外へ出る度に、なぜかヘジャの友人であり、ヨンス自身にとっても実の弟同然な関係のヒョンジュと出くわし、その度にヒョンジュを中華料理店へ連れていくことになる。
ヒョンジュは、ジャージャー麺と餃子を2つくらい揚げてきて、「早く人になれ。」「この先、どうやって生きていくつもりなんだ。」と、説教じみたことを言い出す。
母の小言、妹ヘジャの小言は聞きすぎて、もう免疫がついているが、なぜヒョンジュの小言はこうも胸にチクチク刺さって痛いのだろうか。
以上が眩しくてに出演した主なキャストの紹介になります。
コメントを残す