子犬のような笑顔に悶絶! 「ナイショの恋していいですか! ?」ソ・イングク主演作!
韓国ドラマ「ショッピング王ルイ」を視聴し終わっての感想と評価を記載しております。
こんな人にオススメ
・ドロドロ系のドラマが苦手な人
・軽い話が好きな人
・可愛い系男子が好きな人
・「アクシデントカップル」のような優しい雰囲気のドラマが好きな人
核心を突くネタバレは極力含まないよう気をつけていますが、魅力を伝えるために多少のストーリーは記載させていただきました。
「観ようかなどうしようかな」と考えている方の参考になるかと思います。
雰囲気や概要のチェックに利用して下さい。
全話を見終わっての感想
韓国の恋愛ドラマは、ドロドロしていたり四角関係に発展することが多いですよね。ですが「ショッピング王ルイ」は、ドロドロ感ゼロの癒し系ラブストーリー!
ですので、軽い気持ちでまったり見たいという人にオススメのドラマです。
また、主演カップルの設定がすごく斬新でした!
“買い物”しか取り柄がない記憶を失った御曹司と、山奥育ちのたくましいヒロインという組み合わせ。そんな二人が織り成すラブストーリーはとても温かくて、最後まで癒されました。
全16話というのも、丁度いい長さでした。
子犬のようなルイの笑顔に心が射抜かれる!
「ショッピング王ルイ」は、ほのぼのしたラブコメがメインで、時々ちょっとした事件が起こって四苦八苦、というお話でした。
物語の前半は、主人公ルイの「ダメダメな御曹司だけど可愛い」エピソードが満載。一瞬でドラマに夢中になってしまうほど、ルイが可愛かったです。
そして、今までに見たことのない内容だったので、「私、すごいドラマ見つけちゃった!」と、お宝を発見した時のような気持になりました。
とにかくひたすらに主人公のルイが可愛かった!
普通は主役の御曹司というと、容姿が優れているのはもちろんのこと、運動もできて頭もよくて仕事もできる、そんな人物ばかりですよね。
でもルイは違うんだなぁ~。
豪邸で過保護に育てられ、使用人に1から10までお世話してもらって、唯一できることはネットショッピング。
ですから買い物以外は、なーーーんにもできません(笑)
ですが、”なーんにもできない”というマイナス面よりも、「子犬みたいな可愛さ」の方が上回っているんですよね。
たとえるなら、小さい子供が何かお手伝いして「えらい?」とドヤ顔で聞くような、小さい子供が母親のあとをついて回るような、そんな可愛さです。
新しいタイプの主人公なので、「最近韓ドラに飽きてきたかも」という人でも新鮮な気持ちで楽しめると思います!
二人の出会いで物語が動き出す
記憶を失ったルイとヒロインのボクシル、二人が出会ってからがいよいよ本番!
母性溢れるボクシルと子犬のようなルイは、すごく温かいカップルで、見ていてほっこりしました。
実年齢はルイのほうがだいぶ上だと思うのですが、始終、ルイが小さな子供のように見えます。特に、ボクシルに叱られた時の子犬のような目が可愛すぎて、全てを許したくなっちゃいました(笑)
可愛い系男子が好きな人や、母性の強い人は、きっとルイの魅力にハマってしまいますよ!
親しみやすいヒロインも良い!
ルイの可愛さが最大の見どころですが、ヒロインのボクシルも素敵な女性なんです!
ボクシルは、文句を言いながらもルイの面倒を見てあげる優しい女性。超絶美人というよりは庶民的な風貌なので、感情移入もしやすかったです。
文句を言いながらもルイをお世話する姿は、リアリティがあって共感できました。現実でも「文句を言いながらもついついやってあげちゃう」のって、あるあるですよね(笑)
そして個人的に注目していたのは、ボクシルのファション。
最初はいかにも「田舎から出てきました」という感じの服装だったのが、少しずつオシャレになっていくんですよね。
そして服装だけではなく、ボクシル自身も可愛くなっていきます。恋が深まるにつれて可愛くなっていくというヒロインの描かれ方がとても素敵だなと思いました。
中盤は涙がホロリ
行方不明になったボクシルの弟の謎や、ルイの記憶の謎が深まっていきます。どちらの謎も切なく展開されていくので、謎に焦点が当たれば当たるほど、ルイとボクシルの間にも切なさが生まれていきました。
ネタバレになるのであまり多くは語れませんが…。いつでも”ボクシルのため”を想って行動するルイは、子供のように純朴で、癒されると同時に涙がホロリとこぼれました。
また、中盤になってくると、周囲の人たちのエピソードも増えてきます。
個人的に一番好きだったのは、ルイ家で働いているホ執事とキム執事の中年カップルのエピソード。二人の振り切った演技はすごく面白かったです。
私は濃いキャラが好きなので、濃い脇役たちのエピソードは毎回楽しめました。
悪役はあくまでもスパイス的な存在
本作の悪役は、ルイの叔父さん。叔父さんは黄金財閥の後釜を狙っていて、後継者であるルイを邪魔に思っています。
でもこの叔父さん、存在感が薄いです(笑)というのも、「ショッピング王ルイ」はあくまでもルイとボクシルのラブコメが主軸で、悪役やライバルは、主軸を盛り上げるためのスパイス的な役割なんですよね。
私は、ルイとボクシルのほのぼのした日常を何よりも楽しんで見ていたので、悪役の登場シーンはこれぐらいの少なさが丁度よかったです。
それに、極悪人がいないという描き方は、”癒し系のラブコメ”というドラマのテイストと合っていたと思います。
ただ、ジェットコースターのような起伏が激しいドラマが好きな人にとっては、少し物足りないかもしれませんね。
まとめ
韓国ドラマをたくさん見ていると「前もこの設定見たな」「韓ドラお決まりの展開だ」と思うことも増えてきますよね。
しかし「ショッピング王ルイ」は、いい意味で韓国ドラマっぽくない!みんないい人!
ですので、ドラマの雰囲気が最初から最後まですごく温かかったです。
何より、ルイの純朴さと可愛さには心を射抜かれっぱなしでした。
「ショッピング王ルイ」は、極悪人もライバルもいないのに最後まで楽しめる、類い稀なドラマだと思います。